URU氏の こころのふいるむ

北越後にある小さな城下町の片隅で、漆器の制作を生業としながら、
心のフイルムに捉えられた季節の情景や、日々の暮らしの雑感を綴っていきます。
<< July 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 漆平面小作品の制作 その1 | main | 漆平面小作品の制作 その3 >>

漆平面小作品の制作 その2

下地作業が終わり、その後いろいろな色漆をつける作業を続けている。

1つの色をつけては、塗り風呂に入れて乾燥させ、翌日「胴摺り」と言って、漆の表面の艶を消す作業をしたあと、次の色をつける。漆をつけるたびごとに胴摺りをするのは、表面を荒らして、その上に乗る漆の「食い付き」を良くするためだ。(これをしないと、塗った漆の皮膜がはがれてしまう)

最初に白と黒、そして、黄色(山吹)、ブルーグレイ、白+紅柄(明るい茶)、うるみ(朱+黒)、山吹+紅柄、と色漆をつけるたび、画面の感じが変わっていく。

あとで全ての色を研ぎ出すわけだが、どんなふうに混ざり合って現れるかは、この段階では想像するしかない。様々な色が隣り合い、重なり合って、複雑で微妙な彩りの深さが出ることをねらっているのだが、うまくいくかどうか・・・












| comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

あ、アップしてましたね。

何色も塗っては削り、塗っては削りの作業。
この地道の作業が作品に深みを与えるんでしょうか。

続き楽しみにしてます。
stone | 2008/08/05 9:11 AM
stoneさん、ありがとう。

ちょっと見ると油絵のようですが、漆の場合は、それをあとから研ぎ出すという作業があります。研いだときにどんなふうに色が混ざり合うかが、なかなか想像できなくて、毎度試行錯誤の繰り返しです。
URU | 2008/08/05 10:30 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.u-ohtaki.com/trackback/836057
この記事に対するトラックバック