4つの展覧会

2019.01.20 Sunday 19:00
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    県美連(新潟県美術家連盟)の次の理事長さんを決める会議に出たあと、万代島美術館で開かれている「国画創作協会の全貌展」を見ました。


    大正7年、当時の官展(文展)の、情実に流される審査に反発した、京都の若き日本画家たちが、国画創作協会を作り、既存の価値観にとらわれぬ、個性と自由を尊重した芸術の創造を目指して旗揚げしました。土田麦僊、小野竹喬、村上華岳ら6人のそうそうたるメンバーです。


    その活動はわずか昭和3年までの10年間という短い期間でしたが、彼らのなしえたことは、のちの日本画界にとって画期的な試みでした。その歩みを丁寧にたどることができる会場には、圧倒されるばかりの大作が並び、ことに大正デカダンスを感じさせる岡本神草の舞子や、緊張感みなぎる美しい榊原紫峰の動物画は、迫力満点です。現代の日本画壇に、これだけの作品を生み出せるエネルギーがあるでしょうか・・・。


    アートギャラリー万代島では、きょう最終日の内山玉延さんの書の個展を鑑賞。その余白空間の美しさ、センスの良さ、文字のフォルムの面白さに魅了されました。


    そして帰り道に寄った胎内市美術館では、「県展・芸展作家展」と「縄文の至宝展」。東京やパリでも展示されたという、胎内市出土の縄文漆器と、それをそっくり復元して制作した村上の塗師小田和生さんの3点の作品は、とくに興味深く拝見しました。


    優れた作品に接したあとの、なんとも言えぬ充実感、幸福感。これが、ぼくにとっては何よりの創作エネルギー源なのです。(*^_^*)

     

     

     

     

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