金沢レポート その4 卯辰山工芸工房

2017.10.24 Tuesday 19:37
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    金沢レポート その4。
    「まだやるの、もううんざり・・・」という方、ごめんなさい。これで終わりです。(^^ゞ


    金沢に行ったら、一度は訪れてみたいと思っていた「卯辰山(うたつやま)工芸工房」に、今回の旅の最後、石川県デザインセンターの志甫(しほ)さんに、車で連れていっていただきました。


    卯辰山は、金沢市の東(卯辰の方向)にある小高い丘で、金沢市街が一望に見渡せ、花見の名所として公園になっています。村上の「お城山」(臥牛山)を少し大きくしたようなところと言っていいでしょうか。けれど車で楽に上れます。


    そこにある「卯辰山工芸工房」は、金沢市制100周年を記念して平成元年に作られたという「工芸」の総合施設で、若い技術者やアーティストを育てる工房があり、優れた工芸を市民に見せるための展示施設を備え、さらに市民を対象にした工芸教室が開催されています。


    今回は、「陶芸・ガラス・金工・漆・染」の5つの工房を窓越しに見せてもらいました。いわゆる工芸の研究所のようなところで、審査によって選ばれた若い人が、ここで3年間、技術や創作の研修を行います。市内外から一流の方たちが講師として招かれますが、研修にかかる費用は無料で、しかも在籍中、金沢市から「奨励金」が支給されるとのこと。


    意欲ある若い人たちが、生活の心配をせずに、のびのびと自分の技や造形を学べる制度は、ほんとうに素晴らしく、まさに「加賀藩御細工所」のひとづくりの精神を受け継いでいることがわかります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    展示場では、常設展示のほか、今回は「乾漆展」という優れた企画展を見せてもらいました。残念ながらその展示品の写真は撮れなかったのですが、チラシと作品目録を紹介しておきます。

     

     

     


    やはり金沢は先進地です。街のたたずまいのみならず、工芸や芸術の文化を継承し、育てていくその姿勢に、街の「度量の深さ」のようなものをひしひしと感じた旅でした。
    長いレポートに根気よくおつきあいいただいたみなさん、ありがとうございました。

    category:できごと | by:URUcomments(0)trackbacks(0)
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