木の香りがする素晴らしい学校

2017.07.12 Wednesday 20:51
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    きのうは、教育委員の学校訪問3日目。さんぽく北、さんぽく南、塩野町の3小学校を回る。


    3校とも、生徒数の減少から2年後に合併を控えているが、豊かな自然に恵まれ、意欲的な先生方と素直な子どもたちの交流が感じられる、素晴らしい学校ばかりだった。


    写真に撮ったのは「さんぽく南小学校」。地元産の杉材をふんだんに使った、温かな木造校舎。こういう環境で学べる子どもたちは、たとえ少人数でも幸せだろうなあ・・・と感じた。こうした田舎の学校こそ残すべきなのに、都市部の学校にどんどん集約されていくのは、考えてみるととても不合理なことのように思える。
     

     

     

    ところで、この学校の校長先生からとても良いお話を聞いた。長くなって恐縮だが、ぜひ紹介したい。


    ここでは、1年生から6年生まで6年間、1つの机を使い続けるのだそうだ。そのため、自分の身長が伸びるに従って、机や椅子の高さが変えられるようになっている。卒業すると、その机は、地元の方たちが天板にカンナをかけ、新1年生に下ろされるとのこと。
     

     

    ところが、ある学年の一人の子が、3年生の時に病気で亡くなってしまった。この子が使っていた机は、当然ながら高さが上げられることなく、そのままの状態でストップしている。


    さて、この子の机も、ほかのみんなといっしょに、高さを上げてやるべきかどうか・・・。子どもたちと保護者の人達が一緒になって話し合いの機会を持ったのだそうだ。


    子どもたちは、みんなといっしょに、この子の机の高さも上げてあげるべきだと主張し、一方おとなたちは、高さを上げずに、そのまま時間を止めておいた方がいい、という意見が多かったらしい。やがて、みんな涙を流しながらの大議論に発展したという。
    結論としては、子どもたちの意見が通り、机の高さをあげることになったらしいが、この話し合いを通して、子どももおとなも、とても大きなことを学んだようだ。


    この学校ならではの、素晴らしい教育が行われているなあ・・・と、このお話を聞いて、ぼくはそう感じ入った。(*^_^*)

     

     

     

     

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