最近の読書から 〜黒川博行「国境」

2017.04.12 Wednesday 20:16
0

     

    「国境」よね。これ、おもしろいわよ〜!


    ぼくが手にした一冊を見て、かみさんが太鼓判を押した。ぼくよりはるかに冊数を読んでいる、読書好きの彼女が言うのだから、間違いなかろう。


    そう思いつつ読み進めると、まさに、これぞ黒川博行の極めつけの傑作だった。ハードボイルドの世界にぐいぐい引き込まれる。
    イケイケ極道の桑原と、建設コンサルタントの二宮という「疫病神」コンビが、詐欺師を追って北朝鮮に潜入する。ハラハラドキドキの展開だ。


    日本にいては考えも及ばないような、北朝鮮の実態がリアリティーたっぷりに描かれる。常にぴりぴりと神経を張りつめていなくてはいけない国・・・。


    しかしそんな中、彼ら二人の、関西弁による軽妙な掛け合いが、漫才よりもおもしろく、心を和ませる。これがとても魅力。


    かなりアクの強い世界が描かれるので、向き不向きはあるだろうけれど、読んでけっして損はしない一冊だと思う。

    category: | by:URUcomments(0)trackbacks(0)
    Comment








       
    Trackback
    この記事のトラックバックURL

    Calender
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930   
    << September 2020 >>
    Selected entry
    Category
    Archives
    Recent comment
    • 小さな美のポケット 第26話「思い出のクラフトショップ」
      高野道宏
    • テレビ番組の取材
      高野道宏
    • テレビ番組の取材
      URU
    • テレビ番組の取材
      高野道宏
    • 2012年村上大祭 上片町の屋台巡行ドキュメント
      URU
    • 2012年村上大祭 上片町の屋台巡行ドキュメント
      haru
    • 湯呑みの金継ぎ5 錆付け
      大滝 豊
    • 湯呑みの金継ぎ5 錆付け
      Sizu
    • 湯呑みの金継ぎ5 錆付け
      大滝 豊
    • 湯呑みの金継ぎ5 錆付け
      Sizu
    Link
    Profile
    Search
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM