坂爪 勝幸 展

2019.08.04 Sunday 10:33
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    アメリカの各地で展覧会を開催し、陶芸・築窯の指導者でもあった村上市出身、胎内市在住の陶芸家、坂爪勝幸さんの展覧会。とても素晴らしいものでした。

     

    野外に置かれることの多い立体作品は、以前から見ていましたが、今回は展示室いっぱいを使ったインスタレーションとともに、壁に掛けられた「石庭」と題する一連の平面作品を初めて拝見しました。

     

    まるで日本庭園の中にいるような静寂。ぼくの感性にぐいぐいと訴えてくるような作品に、思わずため息を漏らしました。ぼくのこれからの作品にも、大いなるヒントをもらいました。

     

    坂爪さんの弟子である村上市の陶芸家、フジタヨウコさんの作品もロビーに展示されています。

     

    幸運なことに、たまたま会場におられたお二人に久しぶりにお目にかかり、坂爪さんとは、陶芸・漆の現状や材料などについて、しばらく対談することもできました。

     

    展覧会は、18日(日)まで。胎内市美術館です。ぜひお薦めです。

     

     

     

     

     

     

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    伝統工芸3人展と現代工芸新潟会展

    2019.06.23 Sunday 20:18
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      新津美術館の帰り、新潟市の歴史博物館(みなとぴあ)で「現代工芸新潟会展」(30日<日>まで)を、雪梁舎美術館で「伝統工芸3人展」(7月28日<日>まで)を見させていただきました。


      現代工芸と伝統工芸・・・奇しくも「工芸」の「用」というものに対する考え方が真逆とも言えるのですが、素材の持つ魅力を生かしながら「美」を追求する姿勢は、どちらも同じ。思わずため息が漏れるほどの美しさを感じさせる作品も多くありました。
      花に魅せられ、花を描き続けた画家の三岸節子さんが、こんなことをおっしゃっています。


      「美しい花をあるがままにうつしとるのでは、花のもつ不思議さも、生命も、画面に見出すことは困難でせう。いかほど迫真の技術を駆使しえても、ほんものの、一茎の花に劣りませう。花よりもよりいつそう花らしい、花の生命を生まなくては、花の実体をつかんで、画面に定着しなければ、花の作品は生まれません。」


      自然の模倣ではなく、自らが感じた自然の「美」を、自らの手で生み出すこと・・・それはある意味、自らが創造主になることでもあり、とても難しいことですが、そこにこそ何物にも代えがたい「ものづくり」の妙味があり、生き甲斐があるように思います。もののつくり手は、み〜んなが「八百万(やおよろず)の神々」なんですよね。(^_-)-☆

       

       

       

       

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      帰ってきた!魔法の美術館(新潟市新津美術館)

      2019.06.23 Sunday 20:00
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        昨日の新潟市新津美術館。
        9月から開かれる企画展の作品搬入に行ったんですが、現在は「帰ってきた!魔法の美術館」と題された面白そうな展覧会をやっていて、館内は親子連れでとても賑やかでした。全体が薄暗い中で、子どももおとなも楽しめる不思議な世界。そしてなんといっても、色がとても美しい!


        小さなお子さんがいらっしゃる方、オススメです。もちろん「オレには難しい芸術はわからんよ」などと言っておられる「大きなお子さん」を夫にお持ちの方も、オススメです。(^^ゞ


        9月1日(日)までやってます。写真撮影OK。「SNSに投稿してね」と書いてあったので、「ハイ、わかりました」と素直なぼくはさっそく・・・。(^_^;

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

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        小品展への出品

        2019.02.16 Saturday 20:51
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          毎年2月に新潟三越で開かれる「にいがたの美術作家小品展」(新潟日報社主催 2月17日曜まで) 今年は、一風変わったプレート2枚組を出品しました。


          価格設定は「3万円以上」と決められているので、2枚組で3万円ということにしましたが、きっと売れないだろうなあ・・・(^_^;


          たとえ売約がついても、この展覧会はチャリティーなので、ぼくの手元に来るのは2割だけ。残りは経費を差し引いて、美術振興財団に寄付されるのです。


          作品のタイトルは「バウハウス・プレート」。あの、二十世紀初頭、ドイツに設立され、モダンアート・建築の象徴となった学校「バウハウス」を、おこがましくも、ちょっと意識しちゃいました。


          一応「板膳」なのですが、この派手派手なデザインを日常生活で使いこなすには、かなり難しいでしょうね。きっと使い手も、その技量を試されますよ。(笑)

           

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          第11回(平成30年)村上市展

          2018.11.06 Tuesday 20:59
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            きのう村上市展は、無事3日間の会期を終えました。


            会期中、素晴らしい秋晴れに恵まれ、まだ詳しい報告はありませんが、3,000人以上の来場者があったようです。


            市展5部門の展示に加えて、おなじみの審査のない「文化展」、児童画、そして今回から始まった「中学生・高校生によるアニメ・イラスト展」など多彩で、若い人たちも含め、いろんな年代の方たちに楽しんでもらえたことと思います。


            ぼくが会場当番のとき、先生に引率された高校生の団体が入りました。写真はそのときのもの。会場は、まだまだスペースの余裕があります。来年は君たちの作品も並べようね。(^_-)-☆

             

             

             

             

             

             

             

             

             

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            芸展開幕と上片町作品展

            2018.11.04 Sunday 20:39
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              午前10時から「第47回芸展」の開場式に、連盟の副理事長として参列しました。


              前期展は、県民会館のAギャラリー中央に「工芸」、その周りの部屋には「写真」の公募作品が並び、Bギャラリーの方は、「写真」の会員作品を中心に、各部門で受賞した作品も展示されています。今回から加わった写真部門は、やはり圧倒的な作品数で、インパクトがありますね。

               

               

               

               

               

               


              ひととおり鑑賞した後、イタリア軒ギャラリーで開かれている、新潟県工芸会のミニアチュール作品展「第16回手のひらの小宇宙展」を見て、村上へ帰りました。

               


              わが町内の地蔵堂では、昨日、今日と「上片町作品展」が開かれており、帰宅後、足を運びました。


              絵画、書、写真、工芸・手芸品などの他、江戸時代に町内の支援を受けて、5人の人がお伊勢参りに行ったときの資料や、西南戦争に参加した人の名簿「古今英勇高名競べ」なるもの、更には、若かりし頃、予科練に入隊するときにもらった寄せ書きなど、なかなかに興味深い展示です。


              会場には町内の人たちが集まり、いろんな思い出話に花を咲かせていました。作品展は、芸展のような、技や造形力を競うものばかりではなく、こういう人と人との「話の種」をつくり出す役割のものもあって良いのだなあ・・・と気づかされました。(*^^)v

               

               

               

               

               

               

               

               

               

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              第47回芸展の審査・展示に行ってきました

              2018.11.02 Friday 20:35
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                11月となりました。これから次々と、いろんな美術展がオープンします。


                春の「県展」と並び称される、新潟県の秋の公募展「第47回芸展(新潟県芸術美術展)」も、4日(日)に開幕です。


                31日(水)は、会場の県民会館に作品搬入。その晩、新潟駅前のホテルに泊まり、翌1日(木)の午前9時から、新潟県美術家連盟の他の審査員4人とともに、工芸部門の審査、そして午後からは展示作業を行いました。


                今回から「写真部門」が新たに加わり、前期「工芸・写真」、中期「洋画・彫刻」、後期「日本画・書道」という3期制となりました。その関係で「工芸」は、今までとは反対側のギャラリー・スペースを使うこととなり、けっこう広くて良い場所を与えられました。


                けれど、応募数が少なく、入選作品は25点。しかも小ぶりな作品が目立ち、ちょっともったいないですが、でも今まで以上にいろんな素材の作品が並び、その意味で楽しめる展示となりました。


                ぼくは、11月8日(木)午後2時から、会場で作品解説を行います。聴いてなんの「お得感」も感じない解説ですが、それでもいいという奇特な方は、どうぞおいで下さい。(^_^;


                それと、チケット(入場券)もいくらか持っていますので、欲しい方にはおあげします。遠慮なく、ご連絡下さい。(*^_^*)

                 

                 

                 

                 

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                市展講評会

                2018.10.29 Monday 21:53
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                  いよいよ秋の展覧会シーズン突入です。


                  平林中学校で体験を実施した一昨日の土曜日、午後は村上体育館で、運営委員や市の職員の人たちと、午後6時まで、市展の作品搬入の受付をしました。そして昨日の日曜日は、5部門5人の審査員の先生をお迎えして、午前中、審査。午後は入選作品を展示し、3時から審査員による作品講評が行われました。


                  受賞した人、惜しくも賞を逃した人、みなそれぞれの思いで、先生の講評を聴き、今後の制作に向けて、新たな意欲を燃やしていたようでした。


                  村上市展(村上市美術展覧会)は、11月3日(土・祝)〜5日(月)午前9時から午後5時まで(最終日は4時まで)。会場は村上体育館、もちろん入場無料です。


                  市展は今回で11回目となり、審査のない自由出品の「文化展」や、いつもの児童画に加えて、今年から若い人たちの出品を促すために、中学生・高校生による「アニメ・イラスト展」も併催することにしました。今年は13点の出品があり、それぞれ若々しい感性が感じられる作品ばかりです。


                  3日から天気も良さそうですし、いろんなジャンルの作品が楽しめる作品展に、ぜひ足をお運び下さい。

                   

                   

                   

                   

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                  「潤いと漆 中村謙二展」の作品解説会

                  2018.07.22 Sunday 21:14
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                    先週末より弥彦の丘美術館で開かれている「潤いと漆 中村謙二展」の最初の作品解説会。とてもわかりやすく、制作のポイントを押さえた、素晴らしい解説でした。


                    漆の技法は、なかなか解説を聞かなければわからないことが多いですが、漆の乾きの調整や磨き法、蒟醤(きんま)、蒔絵、螺鈿(らでん)、平文(ひょうもん)といった加飾法まで、惜しげもなく、やり方を披露する中村さんの、穏やかで実直なお人柄に触れながら、膨大な手間と長い年月をかけて磨き上げた技術に、参加者の方々から、思わず深い感動のため息が漏れていました。


                    ぼくは近々、新潟日報文化欄に掲載する記事の原稿を、中村さんと美術館から頼まれているので、少なからずプレッシャーを感じながら、聞かせていただいた次第です。


                    展覧会は9月2日(日)まで。今後の作品解説会は、7月29日、8月5日、12日、19日、26日の毎週日曜日の午後2時からです。できればぜひ解説を聞きながら、鑑賞されることをお勧めします。

                     

                     

                     

                     

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                    現代工芸新潟会展ほか

                    2018.07.02 Monday 20:12
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                      きのうの日曜日は、新潟県美術家連盟の会議があり、車で新潟市へ。会議の前に、新潟市歴史博物館「みなとぴあ」にて「現代工芸新潟会展」を、県民会館ギャラリーにて「新潟光風会展」と「日本美術家連盟 信越地区 会員展」を見ました。


                      現代工芸新潟会展は最終日。それぞれの会員の、中央展に出品された力作もあり、力のこもった展覧会でしたが、ぼく個人的には、幾分小品ながら、より自由な発想と実験的な技法で制作された、新潟会展出品作の方に、惹かれる作品が多くありました。


                      立体と平面、素材のジャンル、ベテランや新人など関係なく、やはり一番大切なのは「造形センス」だと、あらためて感じたところです。

                       

                       

                       

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