URU氏の こころのふいるむ

北越後にある小さな城下町の片隅で、漆器を制作を生業としながら、
心のフイルムに捉えられた季節の情景や、日々の暮らしの雑感を綴っていきます。
バリアを張る梅の実?
1週間ほど前、台所で何かしていたかみさんが
「ねえ、おとうさん、ちょっと、ちょっと・・・・」とぼくを呼ぶ。

何か手伝わされるのかと警戒しつつ、おそるおそる行ってみると、
「ほら、これ見てご覧よ。不思議でしょう?」
と、彼女は流しのシンクに置かれた樽を指さしている。

梅干しを漬けるため、梅の実を水につけて、アク抜きをするところだったようだが、見ると、梅の実は水を張られた途端に、透明なバリアのような膜を自分の周りに張り巡らすのだ。



「ありゃ、ほんとだ。こんなことが起きるんだ。へええ、不思議だよなあ」
「ね、今まで知らなかったでしょ」

いやあ、ホントに知らなかった。
台所って、意外といろんな面白いことが起こるところらしい。



どうしてこんなことが起こるのか、誰か知っている方はおられないだろうか。

こんなに素早くバリアが張れるなら、ぼくもその術を身につけ、なにか手伝わされそうなときに、すばやく応用できるかもしれないぞ。

でもこのバリア、ほんの1,2分しか持続しない。
ぼくのかみさんに対するささやかな抵抗も、おそらくその程度で終わるんだろうなあ、きっと・・・
| URU | 季節の景 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
豆皿誕生!
小皿と言っていいのか、それとも小鉢と言うべきか、あらたに直径9センチの可愛い「豆皿」ができた。




洗朱(オレンジ色の朱)の地の中央に、線刻点心皿や溜六寸皿と同じ、五清(松・竹・梅・菊・らん)の図柄を、ワンポイントに彫ってみた。

と言っても、これは5個セットではなく、個別の1個売りである。(¥2,650)
もちろん5個をセットにできるよう、そのための箱は用意してある。

お菓子、おつまみのほかには、どんなものを盛るといいだろう?
いろんな用途が考えられるのではないだろうか。
小さいから、気の利いた一品をほんの少し盛りつけるだけで、とてもおしゃれに使えるのではないかと思う、

ひとつ問題なのは、その気の利いた一品を誰がつくるかだが・・・


※サイトのページは、こちらをクリック↓
 http://www.u-ohtaki.com/item/tanpin/c/c770/c770.html

| URU | | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
かな書道展
父の主宰する「かな書道教室」の書道展が、きょうまでの3日間、村上市で開かれている。

書道は、「古典」と言われる先人の書いた書を「臨書」つまりそのまま書写することによって、その中に潜む「美」を体得し、その基礎の上にたって、創作を行う芸術だ。言わば、「臨書」は絵画における「デッサン」のようなもの。

だからふつうは「臨書」そのものを「作品」とは呼べないのだろうが、今回は、生徒さんそれぞれが行った「臨書」を、「課題作品」として、ずらりと展示し、それがどのように自分の作品に生かされているかを見てもらおうとしている。






             課題作品(臨書)






           作品の間に添えられた山野草

去年までは、「巻子」(かんす:巻物)や「帖」(じょう:本仕立てにしたもの)、また屏風など、卓上に置いて鑑賞するものもあったのだが、今回はすべて額か軸だけで、どちらかというと玄人向けの展示になったような気がする。

しかし変わらないのは、母が山野草を活けた花器を書作品の間々に飾っていること。かな書道と花の、やわらかなコラボレーションを楽しんでいただけたのではないだろうか。
| URU | できごと | 17:31 | comments(2) | trackbacks(0) |
山荷葉の実
またすっかりご無沙汰してしまった。6月に入ってはや5日も経っている。
日本海側のこちらでは、梅雨入りはまだだが、予報によると、来週には前線が北上して、こちらでも「梅雨」に入りそうだ。

「梅雨」は、梅の実が熟す頃、ということから名づけられたと聞くが、つい2ヶ月ほど前、あれほど可愛く清楚な花を咲かせていた山荷葉が、もう実をつけている。

見ると、葡萄のようにおいしそうなのだが、不思議に鳥は食べにやってこない。気づかないだけなのか、それとももっと他においしい実があるのだろうか・・・

あ、そう言えばぼくも、外で収穫してきた「まんじゅうの実」を、戸棚の奥に隠しておいて、あやうく忘れるところだった・・・♪






              山荷葉の花
| URU | 季節の景 | 20:23 | - | - |
漆のペンダント



こんな漆のペンダントをつくってみた。(¥5,250)
ちょっとした遊び心でつくったものなので、かみさんの厳しいチェックはかろうじて通ったものの、サイトへのアップはまだ。

うちでは、彼女の「検定」に合格したもののみが、店頭に並べられる。
彼女は、いっさい情実が通じない厳格な検査員なのだ。

それにしては、ぼく自身がよく彼女の検査に通ったものだ。奇蹟に近い。

| URU | | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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